家庭での医学用語

今回は認知症についてのお話で、内容は「薬の服用」についてです。

講師は介護福祉士の和田行男さんで、和田さんは認知症ケアの第一人者です。

薬の飲み忘れはよくあります。
それを防ぐにはどうすればよいでしょうか。

対策は、
　・家族や周りの人が飲んだかどうか、よく確認をする
　・介護保険サービスなどで、支援体制を作る
　・服用の回数など、医師と相談する
だそうです。

家庭での医学知識を勉強したら、自分の実力を医学知識検定で試してみたらいかがですか？

最初に挑戦するのは５級です。

よくある病気についての予防や応急処置、及び体のしくみなどが対象で中学生レベルです。

５０問の○×形式です。

次は４級です。

高校の教科書レベルです。

１００問の○×形式です。

３級は、基礎的な知識ですが、看護師国家試験の簡単な問題程度になります。

１００問の三択形式です。

２級になると若干高度な医学知識が出題されます。

専門的な知識や用語も必要となります。

１級は専門家レベルの内容です。

一般の家庭でもある程度の医学用語は知っておいたほうがよいと思います。

別に医療行為をするわけではなくても知識として身に着けておきたいものです。

何かが起きたときに基本的な知識が無いと困ることがあると思います。

最低限、症状を見てすぐに救急車を呼ぶのかどうかの判断の助けになるくらいの医学用語は知っておきましょう。

子どもが急に怪我をしたりお年寄りが苦しみ始めたときに、冷静に対処したいものですね。

特に介護中のお年寄りについては、家族が医学知識を持っているかどうかは重要なことです。

バイタルサインという言葉を聞いたことありますか？

人間の状態を表すサイン、つまり外部から測定できる計数です。

一般には、体温・血圧・呼吸数・脈拍の４つです。

これらの数値によって、その人がどういう状態にあるかを知ることができます。

したがって、このバイタルサインを正しくはかることが健康管理の第一歩です。

これは医療行為ではありませんので、資格がなくてもできます。

当たり前ですね。

この４つについては、正しい数値が得られるように正しい測り方を覚えておいてください。

全然難しくありません。